ATM校(カリキュラム_生理学・病理学編)
こんにちは!ドイツ仕込みの動物自然療法士・ティアハイルプラクティカーの野原です。
去る土曜日、以前お知らせしていたオンラインセミナーが行われました。
こちらについては後日改めてご報告させて頂きますね!
さて、今回は前回の続きで、母校ATM校で学んだ生理学、病理学について、学んでいた当時の気持ちをベースにご紹介します。
(基本的に自宅学習でした。机汚い・・・(;'∀'))
生理学編、病理学ともに解剖学同様、
・Bewegungsapparat(運動器系)
・Verdauungsapparat(消化器系)
・Urogenitalapparat(泌尿器・生殖器系)
・Atemwege(呼吸器系)
・Herz/Kreislaufsystem(心臓・循環器系)
・Endokrinsystem(ホルモン系)
・Nervenapparat(神経系)
・Sinnesorgan(感覚器官系)
全てにおいてその基礎を勉強していきました。
生理学では身体の生理的な構造、機能について学びます。
すごく簡単に言うと、「通常はこうやって身体が働いているんだよ~」ということ。
そして病理学は、
"病気の原因、発生機序の解明や病気の診断を確定するのを目的とする、医学の一分野"
(Wikipediaより)です。
解剖学と同じく、生理学も病理学も医療関係者にはとってもとっても大事な勉強です。
私は基本的に自宅学習(要は通信教育のようなもの)だったので、自力で教科書を進めていくしかありませんでした。
最初は本当に辛かったです・・・(しみじみ)。
一行に必ず1つ以上分からない単語が出てきていました。
そして略語。
略語はヘタしたらドイツ人でも分からないのでね(汗)
最初は「これ全部覚えないといけないのぉぉぉーーー!!?」と思ってましたが、今思うとここに載ってる病気は本当に限られてる。
最低限の代表的な病気は載ってるのだろうけど、まだまだいっぱい病気はありますからね。
それはこの教科書とは別に、自主学習だったり臨床経験だったりで学んでいかなければなりません。
2か月に2日間ほど、セミナー会場を学校が借りて週末セミナーが開かれました。
うちの学校は30人1クラスみたいな構造ではなく、勉強の開始は人それぞれで、必須科目のセミナーに試験までに参加しなければならない仕組みでした。
なのでこのセミナーへの出席者は毎回同じ人々というわけではありませんでした。
「同じクラスの皆で切磋琢磨して頑張ろうね~!」みたいなイメージをしていたのですが、実際は皆さん仕事や学校の合間に時間を作って参加されていて、それぞれ独立した感じがしました。
ドイツの動物福祉を見たいという理由だけでドイツに突っ込みに行ったわりには、結構人見知り激しくビビリな性格なので、残念ながらほぼ友達はできず^^;
(その中でも今でも仲がいいのがHPに載っているパートナーの2人です✨)
(これはBlutegel:メディカルヒルに関する授業)
週末セミナーは約40~70人くらいと、内容によって参加人数の幅が大きかったです。
北ドイツにあるATM本校での4日間集中セミナーでは約40~50人、プラクティクム(実習)となると20人くらいでした。
(それでも馴染めなかった私^^;)
ドイツ語での授業もボイスレコーダーで録音して聞き取れなかったところを何度も再生したり、教科書の分からない単語や略語は英語訳から推測して日本語訳したり(独和辞典に載ってない)、ドイツ人の友人に言い換えてもらって内容を理解しようとしたり・・・。
結局ドイツ語との闘いでした(笑)
おかげ様である程度ドイツ語の医学用語が分かるようになりましたが・・・。
もっともっとドイツ語が分かれば、動物自然療法に限らず動物医療のことについてもより深く学べたのでしょうが、ここはこれからの実践で補っていければと考えています!
いろんな意味で良い経験をしました。
本日もご訪問頂き、ありがとうございました!
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