動物をどこから迎えるか?

こんにちは!ドイツ仕込みの動物自然療法士・ティアハイルプラクティカーの野原です。



早速ですが、皆さんは一緒に暮らす犬さん猫さん、その他動物さんをどこからお迎えしたでしょうか?


動物さんを迎えた経緯、ルートは人それぞれです。


今回は、これから動物さん(特に犬さん猫さん)と暮らしたいと思っている方々に向けて、どんなところからお迎えできる可能性があるか、そしてそのメリット・デメリットのあたりをお伝えしたいと思います。


今回はルートをいくつかご紹介して、次回よりそれぞれのことについて書いていきますので、是非ご覧ください。



【犬さん、猫さんを迎えるルート】

①ペットショップ

②ブリーダー

③知人・身内

④動物保護施設

⑤動物愛護センター

⑥その他(自ら保護した等)



いかがでしょうか?


「まぁまぁこんなものだよね。」

と思われる方もいらっしゃれば、


「へぇ~!こんなに選択肢があるのか。」

と思われる方もいらっしゃるかと思います。



私がなぜこの内容について書くのかというと、今はいろんなことに対して“選択ができる時代”だからです。


いろんな選択肢を知ったうえで、自分に合う考え方のところから動物を迎え入れることが大事であり、それは様々な選択肢があることを知ってはじめて可能になるからだと考えているからです。



私は元々動物保護活動に強い関心を持って動物関連のことをいろいろと勉強していました(今もですが^^)。


当時は動物保護団体に保護動物が溢れかえっているのに、里親希望者があまりいない状態で、人々がどこから動物を入手しているのかというと、もっぱらペットショップからだったように思います(当時ペットショップはペットブームがあったからか、子犬子猫が破格の安さで売られていました)。


私がドイツから帰国したときに感じたのは、動物を保護団体から迎え、里親さんになっている人がぐっと増えたということでした。

動物関連雑誌にも里親さんの取材記事などが多く掲載されていて、動物を保護施設から迎えるという選択肢が随分認知されてきた印象でした。


地方によってまだまだ差はあるものの、東京の保護団体は保護動物がいない(?)というような話すら聞きます。


ですが一方で、私が一時期勤めていた動物病院ではペットショップからの検診予約が絶えずあり、毎週のように大量に"入荷"された子犬子猫たちが来るわけです。

ペットショップの方曰く、すごく売れ行きがいいそうでした。

これが去年、あるいは今年の話です。



この書き方でお分かりだとは思いますが、私は保護動物の多さを体感しており、その子たちが殺処分されていく現場も見ているので、どうしても今のペット生体販売のシステムに抵抗を感じます。


ペットショップを全否定するわけではありませんが、流通ルートのブラックボックス化、不適切スペースでの飼養、そして8週齢にならず母兄妹と話される子犬子猫の現状。

どれをとっても今の生体販売方法は改善されるべきです。


直接存じ上げてはいませんが、そういった従来の販売方法と一線を画したペットショップさんもあるそうなので、是非自分で足を運び、お話を聞いてみたいです!

(そのようなペットショップさん、もしくは知ってるよという方、是非ご連絡頂けたら嬉しいです!)



飼い主さんの中には「動物を飼うって、ペットショップしか方法ないと思ってた!」という方もいらっしゃるようなので、そういう方々に最初に選択肢があるということをお伝えできればなと思い、 今回トライすることにしました。


「ペットショップ最悪、保護団体最高!」というわけでもなく、動物保護団体の中でも良し悪しがあって、どんどん複雑になってしまうのですが、これからずっと一緒に住むパートナー探しですから、飼う前に十分時間をかけて調べて、そのうえで選択していきたいものですね!


この想いが一人でも多くの方へ届きますように・・・。


本日もご訪問頂き、ありがとうございました!

THP-NoharA

Zusammenleben,Wohlfühlen. 共に生きること、心地よいこと。