PBS会にてミニセミナーを行いました!~オンライン開催の体験談~

こんにちは、ドイツ仕込みの動物自然療法士・ティアハイルプラクティカーの野原です。


前回のブログ冒頭で書いていましたミニセミナー、無事終了致しました。


今日はそのことについて、オンラインでのセミナーや交流会に参加しての感想を中心に書いてみたいと思います!



今回はペットビジネスサポート異業種交流会(PBS会)初のオンライン交流会に参加させて頂き、そちらで約30分のミニセミナーを行いました。



こちらの交流会は、ペット関連ビジネス(範囲はとっても広い)に携わっている方々の交流会です。


思い返せばもう何年も前、主催者の方と知り合う機会がありまして(確か何かのセミナー?)、その頃は全く動物関連の仕事に就いていませんでしたが(むしろ大学生だったっけ?)ご厚意でそちらの会に参加させて頂きました。


ドイツ滞在を経て晴れて動物関連の仕事を始めたわけですが、去年関西に戻ってきた機会に正式に会員として入会させて頂きました。


当時は(いや、今も)何してる人なのかはっきり分からないような私を、いつも両手を広げて待っていてくださる温かい会です。



今回はミニセミナー講師のご依頼を頂きましたので、

「ドイツで見た動物福祉とペットオーナー」

というタイトルでお時間を頂戴しました。

質疑応答タイムではたくさんのご質問を頂戴し、その後の交流会でもご質問を頂き、皆さんのドイツへの関心の高さを実感しました✨



私のモットーは「情報はあくまで情報。情報を得た時点でそれは誰かの主観入りのもの」ということです。


このブログをご覧の方の中にも、以下のようなことを思った人はいらっしゃいませんか?



「ドイツは動物福祉が素晴らしく、殺処分もないなんて、なんて良い国なんだ!素敵!」


「でもドイツってペットの安楽死してるんでしょ?狩猟地区に入った犬猫を銃殺するんだって。動物福祉先進国なんて嘘だ!」



これらの文章、1つ1つの構成要素に関して言うと、事実です(日本でいう殺処分制度はない/ペットの安楽死は必要ならば行う、肯定的な意見が多い(印象)/狩猟地区内に入った動物は猟師による銃殺はありうる)。


ただ、だからといって「良い国」や「嘘つき」とされていいとは、私は思いません。



何が言いたいかというと、情報はあくまで情報なんです。


私がお伝えするドイツの情報も、私が見聞きしたり今まで生きてきて見聞きしたこと(フィルター)を通して発言しているもの。

私の主観がどうしても入っています。


大事なのは、どこかで誰かが発信した情報を鵜呑みにせず一喜一憂しないで、1つの情報として受け止め、自分の行動に繋げていくことだと思っています。


一昨日もその部分を強調したつもりでしたが、うまく届いているといいな~。



おっと、オンラインの感想を書くんでした(笑)


やはり新型コロナの自粛に入って以降、オンラインでの交流がぐぐっと増えましたよね。

私も結構zoomさんにお世話になっています。


普段は少人数での意見交換等に使っていますが、一昨日は参加人数も多く、画面上に人の顔がいっぱい!

しかもオンライン上でのセミナーは初めて!!


セミナー時は資料を使って説明するので画面上の人の顔が消えて、実感としてはまるで一人でプレゼンの練習をしているような感じになりました。


が、セミナーですから、どうしても聞き手の反応を見たくなります。


かと言って複数人のお顔を画面上に残しておくと、私は気が散りやすいのでセミナーに支障が出そう・・・。

ということで、主催者さんのお顔だけを画面上に残して進行していました。


できるだけドイツで実際に体験したことをお伝えしたかったので、話しているうちに思いついたことを付け加えてたら時間感覚がなくなってしまったのでそこは反省点。


というわけで、オンラインでのセミナーはオーディエンスの反応が見れなくてなんだか不安になるっていうことが分かりました。

(もちろん、聞き手のお顔を画面上に残して話すことも可能です。)



あと、一昨日は20名以上の参加だったので交流会はブレイクアウトルームを活用。

4人ずつのお部屋を作ってもらって、制限時間内に交流する形でした。


これはこれで、時間を気にしないといけないという点がいい意味でも悪い意味でも印象的でした。


・制限時間という制約が、自己紹介やお話時間をわかりやすく簡潔に行う意識を生んだ。

・一人が話す時間が長くなると、他の方の交流がストップしてしまう。

・話が途中だと強制退室(=メインルームに戻る)になるので、話の続きができない。


でも、私みたいに大勢いると空気を読んで(単なるビビり?)発言できなくなってしまう人にとっては、このように少人数で交流する場を設けてもらうことは大変助かります。

対面での交流会だと、いつも自分の話ができなかったり、気になる方とお話できず終わってしまうことが多かったので・・・。


あ、あと実際の交流会だとHPや情報の検索がその場ではなかなかできない(携帯をいじるのが失礼だとかタイミングがないとか)のですが、オンラインだとサクッと検索かけれるし、チャットでURLを共有するとポチっと押すだけでそのページに飛べるので、その点もいいな~と思いました。



このようにオンライン上での交流会も人によって合う合わない、良し悪しがありますが、今現状、人との接触を極力避けねばならない状況下では、非常に有効なツールですね!

交通費もかからなければ飲食代もかからないし(学生さんには特に喜ばれるかも?)。


対面でお話する機会もやっていきたいですが、このようなオンライン環境も今後うまく活用していければと思います。


PBS会の皆様、一昨日は貴重なお時間をありがとうございました!



ではでは、本日もご訪問、ありがとうございました!

THP-NoharA

Zusammenleben,Wohlfühlen. 共に生きること、心地よいこと。