定点・愛猫トロ
こんにちは、ドイツ仕込みの動物自然療法士・ティアハイルプラクティカーの野原です。
今回のお話はとても思い入れのある愛猫、トロについて。
こうやって文章に書き起こして振り返ってみると、私が動物に強い想い入れを抱くようになったのは、猫さんとの出来事が多いことに気づきます(ちなみにベルリンでのボランティアやティアハイムの従事は全て猫関連でした)。
犬さんとは残念ながら一緒に暮らしたことはないものの、学生の頃からボランティア等で継続的に接し、各種セミナーや院内業務で経験は溜めているので、ペットシッターでも動物自然療法でもバッチ来いなわけです^^
あ、ちなみに金魚たちやハムスターさんとも暮らしたことがありますが、それはまたいつかご紹介できたらいいなぁと思っています。
ということで、この整理書きも今回でひとまず終着。
私にとっての定点。
つまりは、今後天地がひっくり返ろうとも変わらないものという位置づけで、愛猫トロのご紹介をさせて頂きたいと思います。
もちろん書いてたらキリがないほど溺愛してるので、いろいろ置いといて簡潔に^^
トロは私が中学生のときに家の前で拾ったノラ出身の子猫でした。
小さい頃から隙あらばペットを飼ってもらいたくてアピールし続けてた私。
ペット可の家に引っ越したこともあり、その時期はがちチャンス到来でした(笑)
三毛柄の子猫が一匹。
周りに親猫も見当たらない。
兄弟猫もいない。
今思い返せば少し不思議なシチュエーションでした。
結局飼うかどうか右往左往しましたが、粘り勝ちで飼うこと決定(笑)
その後は11歳手前までのびのびと生きてくれました。
室内飼いで11歳手前というと、平均寿命から見ても少し早いですね。
トロは10歳頃から、悪性リンパ腫と闘っていました。
晩年は闘病生活で苦しい思いをさせてしまいました・・・。
中学~社会人まで、思春期のど真ん中を一緒に過ごしたからか、はたまた単に私の執着心がすごいからか、トロへの思い入れが強すぎて強すぎて(苦笑)
それについては私の身内や友人はよくよくご存知かと・・・。
ペットを飼ったことがある方、大切な家族の一員であるペットを失ったことのある方は皆さん一緒だと思いますが、今は亡きパートナーのことを忘れる日なんてないと思います。
私もそうです。
亡くなった日のことを今でも鮮明に覚えてますし、ときどき強い悲しみに襲われるときが今だにあります。
トロが亡くなってからもう8年が経ちましたが、決して色あせはしません。
いつでも会いたいと思っています。
夢の中でもいいから。
・・・残念ながらほぼ全く出てきてくれませんが(笑)
この慌ただしい、いろんなことがすごいスピードで変わっていってしまう世の中で生きていると、ときどき疲れてしまったり不安になったりします。
でもひとつ、確実に言えること。
そしてこれからもずっと変わらないことがあります。
それは、
確かにトロにとっての一番は私だったし、私にとっての一番はトロだったということ。
ただの自己満足ではありますが、これ、絶対です。
このことを思い出すと、不安とか孤独感とかがスーッと消えていきます。
トロは今なお、私を助けてくれています。
一匹のノラ猫が、私を助けてくれました。
これからもなお、助けてくれるでしょう。
なんて素敵なことだろう、と思います。
たくさんの人がこの世の中で助けを求めています。
孤独だったり不安だったり、愛が足りなかったり・・・。
それと同じく、愛されることが必要な動物がたくさんいます。
うまく一緒になったらなんて素敵なんでしょう。
軽い言い方かもしれませんが、それで世の中がもっと平穏になるんじゃないかな、と感じています。
そこら中で「嬉しい」とか「幸せだ」って思える人が増えるんじゃないかな。
動物の自然療法士うんぬんの視点からではなく、私という一個人が心から願うことです。
そのことに気づかせてくれたトロに改めて感謝です!
トロ、ずっとずっと、愛してるよ。
ではでは、本日もご訪問、ありがとうございました!
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