【記事】ベルリン犬事情(前編)

こんにちは、ドイツ仕込みの動物自然療法士・ティアハイルプラクティカーの野原です。


我が家のハチワレさんを迎えて早くも1週間が経とうとしています。


数日続いていた夜鳴きは治まりましたが、フードはあまり食べないし痛めていた肢が悪化したようだし、毎日なかなか心配が絶えません。


猫のストレスを考えると、動物病院へ行くタイミングも非常に重要で、久しぶりに飼い主さんの気持ちが痛いほどわかる、そんな心境です^^;




さて、今回はドイツ・ベルリン市のHPで見つけた「Hunde in Berlin(ベルリンの犬)」というタイトルのツーリスト向け情報ページの内容を翻訳してご紹介しようと思います!


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ベルリンの犬

出典:Berlin.de  2018年12月28日

→後半記事はこちら


犬とともにベルリンを訪れる人は、ベルリン市の犬の飼い主に対する規則や法に従わなければなりません。しかし総合的にはベルリンは犬に優しい街です。そうでなければ、2011年2012年にドイツで最も犬に優しい街として選ばれることはなかったでしょう(とある犬雑誌の企画にて)。


犬の飼い主に対する規則

2019年1月よりベルリンでは、全ての公共空間において犬をリードで繋がなければなりません。唯一の例外として、明確なドッグラン(犬をフリーにできる特定の敷地内)ではその限りではありません。


リード義務:リードの長さ1m

歩道、人集りのある通り、公共施設、商業施設、お祭り、駅、公共交通機関においては、犬のリードは最長1mで保たなければなりません。


リード義務:リードの長さ2m

公共緑地、公園、運河遊歩道、小さな庭園、キャンプ地、森の中では、犬のリードは最長2m以内。例外はドッグラン内のみ。


原則犬の立ち入り不可エリア

子供の遊技場、及び数か所の公園、緑地においては原則犬は立ち入り不可です。多数の公共施設、商業施設には犬を連れて行くことはできません。スイミング浴場、温泉浴場等もタブーとなります。


犬の糞の回収及び除去

お手本にならない人もいますが、ベルリンでは犬の飼い主は自分の犬の糞を拾い、取り除かなければなりません。この規則に違反した場合、罰金が科せられる可能性があります。

糞はプラスチック袋に入れることで、公共ゴミ箱へ捨ててよいことになっています。いくつかの公園や街中では、このためのプラスチック袋スタンドが設置されています。


飼い主の方々はこの規則を守らねばなりません。というのも、たとえ規則の監視員があまりパトロールしていなくとも、多くのベルリン市民は犬の糞放置にうんざりしているため、(糞の放置を見かけたら)彼らが(監視員の代わりに)注意することとなるでしょう。



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ちなみに写真には「地雷(つまり犬の糞)を好きな人間はいない」とあります。


ベルリン市内、地域の差はあれど、犬の糞は結構な確率で落ちていた記憶があります。

一時帰国して日本で買った新しい靴を履いて市内を歩いた瞬間「地雷」を踏んでしまい、めちゃくちゃテンションが下がったこともありました(笑)


また、リード義務に関しても、人気の少ないところや森なんかでは飼い主さんが周りの状況を見てリードを外しているのはよく見ました。もちろん街中でもリードなしの子もいましたが^^;



なにかと規則好きなドイツ人ではありますが、リードつけましょうと糞拾いましょうの規則はあまり成功していないような・・・?



次回は後半の記事をご紹介します!



本日もご訪問頂き、ありがとうございました!

THP-NoharA

Zusammenleben,Wohlfühlen. 共に生きること、心地よいこと。