介助犬パピーズデーセミナー開催しました!

こんにちは!ドイツ仕込みの動物自然療法士・ティアハイルプラクティカーの野原です。



8月の話(ほぼ一か月前!)になりますが、施術ボランティアをしている兵庫介助犬協会さんのパピーウォーカーさん向けセミナーを行いました!


パピーウォーカーとは、盲導犬や介助犬候補犬が1歳前後になるまでご家庭で預かるボランティア活動です。


犬が心身共に健やかに成長するために非常に重要になるのが、仔犬の間に行う社会化です。


仔犬のときの大事な社会化期に様々なものに慣れさせる、経験させることが非常に重要なのです。


これはなにも盲導犬や介助犬などのソーシャルドッグだけに必要なのではなく、全ての犬さんに欠かせないものなのですが、現状その社会化をうまくできなかった、(故意ではなくても)社会化の機会を与えられなかった子犬たちが成長した後に「吠える」「噛む」などの"問題行動"を起こす仔が少なくありません。

(私はよく問題行動に""マークをつけますが、これは「犬が」問題なのではなく、犬のことをきちんと理解していない人間がそうさせた、もしくは人間だけが問題と捉えていることが往々にしてあるため、あえて""マークをつけています。問題は大抵犬にはなく、人間の理解不足にあります。



さて、少し話が逸れましたが、そのパピーウォーカーさん達向けに「家庭でもできる日常ケアやコミュニケーション」についてセミナー依頼を頂いたため、今回こちらの内容でセミナーを開催することとなりました。


実はこのお話、開業前の去年の段階から挙がっていたのですが、新型コロナウイルスによる影響で延期延期・・・、やっとのことで8月に開催することができました^^


会場は兵庫介助犬協会さんの1階にある犬も入れるカフェ「れおずかふぇ」さん。

デモンストレーションのお供を看板犬のオズ君が務めてくれました!


内容としては、犬のボディーランゲージや犬への挨拶の仕方から、犬の骨格筋のお話やマッサージ方法、病気の早期発見のために日頃からチェックしておくべきポイント等、ティアハイルプラクティカー(動物自然療法士)と動物看護助手、双方からの視点を踏まえてお話させて頂きました。


1時間というお時間を頂戴し、参加者の方々と双方のコミュニケーションを取りながら和やかに進行できたこと、介助犬さんのスタッフの方々、れおずかふぇさんに大変感謝しております。


今まで数多くのセミナーを受講者として参加してきましたが、講師側での参加はまだまだ経験が少ないです。

聞くのと話すのでは、全然視点が違いますね~!


本当、いろいろ勉強になります。


セミナー後はパピーウォーカーさん達との交流会を行いました。


もちろん感染対策はばっちり!の状態で行ったわけですが、対面での集まりに参加するのも随分久しぶりでとても新鮮でした。


皆さんドイツのことやアロマといったホリスティックケアに興味を持ってくださって嬉しかったです^^

ありがとうございました。


介助犬協会さんでのセミナーは内部・関係者向けのものではありますが、今後も参加される皆さんに役立つセミナーをしていけるよう、努めて参ります!


本日もご訪問頂き、ありがとうございました!

THP-NoharA

Zusammenleben,Wohlfühlen. 共に生きること、心地よいこと。