室内飼育でも寄生虫対策を!

こんにちは、ドイツ仕込みの動物自然療法士・ティアハイルプラクティカーの野原です。


むしむし湿気だらけのこの季節。

皆さん体調崩されてませんか?


動物さんも人間と同じで、気圧の変化にめっぽう弱い子もいます。


私の印象としては、ご家族の方が気圧の変化に敏感だとその動物さんも同じく敏感という例が少なからずあります。


動物さんの体調の変化、ご自身の体調の変化と合わせて観察なさってみると良いかもしれません。



さて、今日は結構多くの人が誤った認識をしている寄生虫対策について。



「うちは室内飼いだからノミダニやフィラリア対策はしてないのよ~。」

とおっしゃる方、ときどきいらっしゃいます。


ですが、本当にそれで大丈夫でしょうか?



寄生虫の中でも特にノミやダニは家の中に潜んでいる可能性が十分にあります。


動物さんは完全室内飼いだったとしても、人間は外に出ますよね。

そのときのドアの開閉時や換気時に蚊が入ることだってあります。


ワクチンに関しても言えることですが、「家の中だけで他の動物と接触しないから大丈夫」とは決して言い切れません。


なぜなら、人間が外に出てその足で病原体を持ち帰ることが往々にしてあり得るからです。



自然療法と言えば、薬(予防薬)など一切使わず生活することを連想する方もいらっしゃるかもしれませんが、私は元々バリバリ西洋医学に頼って生きてきた身なので、すすんで予防薬やワクチンを否定することは特にありません。


ただ、どうしてもそういったものに弱い体質の子もいますし、自然に近い成分で身体を守れるのであれば、そちらの方が身体にも環境にも優しいと考えます。



0か1か、白か黒かではなく、お互いのいいところを取ってより良い選択をしていく。

それが大事じゃないかな、と思います。


ちょっと話が逸れましたが、だから室内飼育でもきちんと寄生虫対策をしていってもらいたいのです。



大事な家族を守れるのは、その動物種、病気、予防に関する正しい知識です。


わからないことがあれば、かかりつけの獣医さんや専門家にどんどん質問してみてください。

ネットでサクッと調べるのもよいですが、間違った情報も規制なく載ってるのでその点はご用心を。



そういえばInterzoo2018の際、動物さんのノミダニ対策に関してオーガニックな製品がたくさん紹介されていました。


「ドイツのもの、ほしいな~!」

と素直に思いましたが、日本へ輸入するにはなかなか壁が高そうです^^;


いくつか日本でもオーガニックなノミダニスポット等出てきている(もしくは外国から入ってきている)ようなので、それがどんなものなのか、使用感や効き目など、たくさんデータがほしいところですね~。


日本の製品に関して知ってることが少ないので、

「こんなのあったよ!」

「これが良かったよ!」

というのがあれば是非教えてほしいです♪



本日もご訪問頂き、ありがとうございました!

THP-NoharA

Zusammenleben,Wohlfühlen. 共に生きること、心地よいこと。